第10回 九州地区撮影会
総 評 選者:蜂須賀 秀樹 先生 |
全体的にレベルが高く、北九州の方たちは本当にテクニシャンばかりだと感じました。モデルに撮らされるのではなく、合成や色調を変えるなど、さまざまなテクニックを使って自分の表現をされている方が多く、私自身、とても勉強になりました。 |
(申し訳ありませんが作品は都合により掲載できません)
賞 |
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氏 名 |
画 題 |
推 薦 |
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垣上 尚人 | Silent Time |
この作品は、撮影場所に対して、体のラインが美しく見えるポーズをモデルにさせたのが成功しています。斜めのラインを生かした構図がよく、さらに表情もとてもよい瞬間をとらえています。セピア調で仕上げたことで、部屋の雰囲気を的確に表現し、少しヨーロッパ風に感じられるモダンな印象も、日本人離れしているモデルの容姿にマッチしました。撮影前のセッティングから仕上げの段階まで、細部まで計算された素晴しい作品だと思います。 |
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特 選 |
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白川 博之 | 妖 艶 |
長じゅばんに合った色ののれんを少し入れ、タイトルに合った色調で全体のトーンをうまく統一しています。ヌードを撮るときは、造形美を見せるか、エロチシズムで撮るかで悩むところですが、この作品の場合は、周辺をボカして見事に妖艶なムードを醸し出していると思いました。 |
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八尋 聡 | おめかし | |
ピアスを着けているモデルの自然なしぐさがいいですね。鏡に映り込んでいる表情をとらえたものですが、左下に実像が入っているため、主役のモデルが引き立っています。また、白いブラシが非常に効いていて、自然さを演出するよいアクセントになっています。 |
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準 特 選 |
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安藤 弘幸 | Shadow Lady |
影を利用した作品は多かったのですが、この作品が一番個性的に撮られていると感じました。色調をブルーにして作者のイメージした世界を表現し、さらに画面を歪めて撮ったことで動きが生まれ、作品の質を高めています。 |
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林 博 | 着替え | |
窓から差し込む光を背にして、モデルをシルエットでとらえた狙いがいいですね。細部まで鮮明に写し出してこの場を説明するのではなく、ボケを効果的に使い、雰囲気描写だけでモデルの美しさを上手に引き出しています。 |
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宮崎 征士郎 | 開演前 | |
ストレートに撮った記念写真のような作品ですが、作者とモデルの関係性が伝わってくる撮り方に好感が持てます。ピアノを全部入れるのではなく、鍵盤のところだけに留めたことでモデルとのバランスが取れ、作品がよりよくなりました。 |
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入 選 |
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奥村 一夫 | ポーズ |
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尾崎 武吉 | 凝 視 | |
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河上 平八 | 思い出に耽る | |
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小林 勲 | シルエット | |
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城崎 全輝 | 静かな部屋 | |
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祐定 潔 | 窓辺にて | |
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宗 昌博 | 光と影 | |
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高木 寿 | 光と陰 | |
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宮本 重暉 | 微笑み | |
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渡辺 宏一 | ひとみ | |
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佳 作 |
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上田 力三 | 窓辺にて |
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臼本 豊 | 女 | |
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黒木 丸生 | シンメトリック | |
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小寺 輝久 | 暖炉 | |
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酒見 寛 | 願い | |
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島田 文子 | 成 熟 | |
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中尾 勝人 | 微笑みの朝 | |
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橋本 太 | 乱れ髪 | |
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福田 勝 | 舞 う | |
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宮崎 末美 | 暖簾と女 |
以上
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